ぶた入りラーメン(通称:小豚)というのは、ラーメン二郎全店で食べる事の出来る共通の最大量、言わば最大公約数的な存在ではないだろうか。
例えば新代田には大ラーメンが存在しないし、野猿や小金井だと豚ダブルが無かったりする(2012年4月現在)。「ヘビーな食べ物」として知られる二郎の重さを調べるにあたり、最大公約数であるこの小豚こそが、当ブログを見る人に一番伝わりやすいと思った次第である。
そして昨年11月25日のめじろ台から始める事、約5ヶ月。ついに小豚の旅を終了することができた。
当初「こんなの3ヶ月もあれば余裕だろ」と高を括っていたのだが、なかなかどうして半年近くも掛かってしまった。いくら美味しいとはいえ、休みの度に茨城県の山奥から、まさに山伏の様な格好をした僕が東京や神奈川、果ては宮城にまで足を伸ばして二郎を食べ続けるというのは意外にモチベーションを維持するのが困難だった。以前、「一週間で制覇する!」などと言っていた自分が恥ずかしくてならない。
全ての店舗にスケールを持参し、デジカメでパチパチと撮影し、周囲から白い目で見られるというルーティンを粛々と行なってきた。しかし二郎は日によって、時間帯によって、はたまた店主さんや助手さんの気分によって盛りの量が違うのは皆さんもご存知のとおりだ。僕が各店舗で計った内容量について一応の目安になるかと思うが、実際はあまり参考にならない事をご理解いただきたい。
全店で食べれば飽きるどころか、ますます二郎が好きになる。
そうひしひしと感じながら、僕は今日もラーメン二郎に並ぶのだ。
ニカタツBLOG 二階堂達也
|
小豚ヤサイニンニクにおける内容量の順位は以下のとおり |
|
1位 八王子野猿街道店2 1610g
野菜も豚も麺もギッチギチに詰まった一杯。同じ小豚でも鶴見店の2倍という内容量を誇る |
|
2位 立川店 1510g
野菜の量だけで考えれば全店舗中で最大と思われる |
|
3位 新小金井街道店 1466g
野猿も小金井も全てにおいて盛りが豪快。血は争えないという事か |
|
14位 仙川店 1226g
他の店舗に比べて野菜が少ないのにこの重さ。豚と麺の量があるに違いない |
|
31位 環七新代田店 946g
麺が本当に美味い。ここの麺をたらふく食べたい |
|
38位 鶴見店 801g
量はかなり少ないけど美味しい |