13 May 2015

波止場食堂

そばを食べ終えたら再び国道58号に乗ってひたすら北東へ。辿り着いたのは沖縄本島最北のデカ盛り店、「波止場食堂」。


お店はこれまた海近く、辺土名(へんとな)漁港の入り口にあり、やたらとボロボロな趣きのある佇まい。那覇市の波布食堂や大宜味村の前田食堂と並ぶ「沖縄デカ盛り御三家」の一つだ。


 営業時間内のはずなのに人の気配はなく店内真っ暗。

しかし耳を澄ませばかすかに聞こえてくる心地良いサウンド。これは・・・ジューという揚げ物らしき音色か!


意を決して入ってみると、店内奥の薄暗い厨房で恰幅のいいオババが黙々と揚げ物をしていた。すみませんと声を掛けると気配に気付いたらしく、照明を付けてくれた。


 店内は結構狭くテーブル席が3つ。メニューは壁に貼ってある。


 食べたのはかつ丼。700円。※大盛りは存在せず。


こりゃすげーな。

一口サイズの小さいカツとこんがりした野菜炒めが山のように盛られている。うーむ、ここまで混沌としたカツ丼をやまだかつて見たことがない。


いや、なんか意外と計算されて盛られているのかも。


お吸い物には麺が3本ほど入っていた。透き通ってはいるが結構しょっぱい。これってもしかして沖縄そば・・・なのか?


トンカツと野菜炒めって一緒に食べると結構うまいぞ。

味付けは醤油のようなソースのような独特の味わいで、さらに蒲焼のタレのような風味と色濃さも持ち合わせている。ただ塩気はそれほどなく、食後に喉が乾くということはなかった。


おいしく完食。

ご飯は2合程度と軽いものの、30切れほどあるカツの衣の破壊力がハンパない。この時受けた油の量が翌日に響くこととなる。


住所 沖縄県国頭郡国頭村辺土名186
電話番号 0980-41-2551
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜
最寄り駅 なし
駐車場 なし
Webサイト

Blog Archive