26 Jun 2015

赤坂 四川飯店

「四川への道」

 気温が上がれば自然と辛いモノが欲しくなる。最近やたらと麻婆豆腐に飢えていた僕は、赤坂の「四川飯店」に行ってみた。


日本に於ける四川料理のパイオニア、故・陳建民さんが作ったというこちらのお店。現在は赤坂のコンクリートジャングルの中でも意外と地味なオフィスビルにあるようだ。


 現オーナーはみんなも知ってる鉄人シェフの陳建一さん。こういう一流店が派手な店構えをしてないのは、質実剛健って感じでちょっと好感持てちゃうよね。


 と言ってもやっぱり店内は結構豪華で、ナポリピッツァとはまた違ったアウエー感。開店直後なのでさすがに人は少ない。


かつて清の時代。四川省成都で陳というおばさん(婆)の作る豆腐料理があまりにも旨くて話題になった。彼女の顔にはあばた(麻点)があり、それらをなぞらえて人々はこの料理を「陳麻婆豆腐」と呼んだという。

うーむ、こんな陰口みたいな呼び名がメニュー名になってしまう中国恐るべし。


食べたのは陳麻婆豆腐(小盆)+ライス。2400円。


出来るだけ辛くして下さい、とお願いしただけあってラー油と花山椒の量が凄い。これだよこれ!俺はこういう麻婆豆腐が食べたかったんだよ!


ライスは200円でおかわり自由だ。超濃厚で深みのある麻婆豆腐を米の上にぶっかけてガツガツと豪快にかき込む!うわー、うまーーーい!


 辛さは全然大したこと無いんだけど、山椒の痺れ方がとてもきめ細かくて本当に麻酔のよう。あまりのうまさにおかわり3杯してごちそうさまでした。


食後は桜台の二郎へ。


住所 東京都千代田区平河町2-5-5
営業時間 11:30~14:00LO 17:00~21:00LO
定休日 なし
駐車場 あり
Webサイト http://www.sisen.jp/
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