12 Sept 2016

BLT STEAK GINZA

財布に1万円が入っていると未だに緊張する二階堂達也ですどうもこんばんは。

ウルフギャング六本木で人生初の高級ワイン、『オーパス・ワン』に感動してからおよそ1年。「今度は俺の奢りで飯食いに行こうぜ!」と多忙な友人2人を誘ってBLTステーキに行った記録をご覧下さい。


今回も待ち合わせの時間に遅れるという安定のクズっぷりを見せ、地下鉄銀座駅の階段を駆け上がれば東京は夜の8時すぎ。テーブルに案内されると友人たちは優雅にドンペリニヨンで乾杯しておりました。これがドンペリ・・・?よく分からんがうめぇ。


オバマ大統領や世界の著名人も訪れるBLTの名物、ポップオーバー。有り体に言えばチーズを乗せて焼いた巨大なパンなんですけど、焼き立てなのかアツアツで生地はカリフワモチ。1個でお腹膨れます。


 そして一度やってみたかった利きワイン。

オーパスワンと一番安いワインを目隠しして飲みたいんです   そうソムリエさんに告げると、「面白そうですね。でも簡単過ぎてすぐに分かっちゃうと思いますよ。こういうのは如何でしょう?」。持ってきたのはロバート・モンダヴィ・カベルネソーヴィニヨンという一本でした。


ほぼ同じ畑で作られたブドウが8万円と1万円のワインに。

「ふむ……どちらも濃い果実のアロマを呈し、かすかに森の下草や黒鉛のニュアンス。丸みを帯びた円やかな舌触りとサテンの様なきめ細やかなタンニンが、カシスやブラックベリーなどのキャラクターを包みこみ豊かな味わいを造り出している。しかしながら左の方はより協調性に優れ、さらなる品格を備えたこれぞ高級ワイン。そう、こっちがオーパスワンだ!」

2択にも関わらず、やっぱりというかなんというか、僕の馬鹿舌では見事に不正解。モンダヴィの方が若干重めかなと感じるもどちらも超うめぇ!


ワインをガブガブ飲みながら続いてメインのステーキ。左下から時計回りに、Tボーンステーキ、フィレミニヨン300g、ハンガーステーキ、フィレミニヨン300gとなっております。ハンガー以外はドライエイジングの熟成肉で合計1.6kgくらい。


一番安いハンガーステーキが侮れないおいしさで驚く中、2つ注文したフィレミニヨンが笑っちゃうほどの高クオリティ。赤身のお肉がギッチリと詰まってるのに箸で切れそな柔らかさ。見た目の迫力はウルフギャングに負けるものの、味はBLTの方が好きかも知れません。


おいしいお肉と久しぶりのオーパスワンに酔いしれ、他にも色々と食べては飲み、ラストはサッシカイアのグラッパ(食後酒)と併せてのデザート。選んだのはピーナッツバターチョコレートムース。甘うまビターでした。


「ヒッ、ヒィィィ・・・ッ!!」

店員さんから受け取った伝票を見て僕が恐れおののいていると、「あっ、いいよー。俺が払うから」と颯爽と会計を済ませる頼もしい友人。初めから奢って貰うつもりなどなかったようで、彼の収入を考えればこの程度の額は数千円の感覚なのでしょうな。完食。


住所 東京都中央区銀座5-4-6
営業時間 11:30-14:15LO 17:00-22:00LO
定休日 なし
駐車場 なし
Webサイト http://bltsteak.jp/

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