これは、ラーメン二郎を愛した1人のデブの孤独な戦いの記録である。
【3月4日 火曜日 晴れ】
二郎生活も3日を過ぎ、体が慣れてきてしまったせいか今日は異常にお腹が空きましてね。昼休憩の時にピークを迎えてデスクから動くことも出来ず、死んだ魚のような眼でディスプレイに映るスクリーンセーバーをひたすら眺めておりました。するとたまたま通りかかった上司が、「食う間も惜しんで仕事とは関心だな!」とか抜かしやがるんです。そのセリフを聞いた僕は空腹なのも手伝ってかブチギレてしまいまして、「はぁ?休憩中に仕事をするのが良い事だって?バカじゃねえの。そんなのは前時代の悪しき風習でしかない。あんまり寝ぼけた事言ってっと毒蛾みたいなパートのババアと不倫してるのを奥さんにバラすぞ!」などとは口が裂けても言えず、「ウッス」と意味の分からない返事をするのが精一杯なのでした。
「絶食は良くない!」という事で仕事を終えた僕は仙川へ直行。
小ラーメンニンニクをいただく。
持ち帰りの麺を購入。これで1000円分。
あまり売れちゃうと営業に支障が出る為、早い時間だけの販売らしい。
あまり売れちゃうと営業に支障が出る為、早い時間だけの販売らしい。
店内のラジオで「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」が話題に上がる。
「おっ、あのはな!」と店主さんがボソッと言うのを僕は聞き逃さなかった。
「おっ、あのはな!」と店主さんがボソッと言うのを僕は聞き逃さなかった。
そんな仙川の今日の1杯は豚が極厚。しかも仙川なのに柔らかい。
相変わらずボキボキでブレない仙川麺。
強めの生姜スープと相まって激ウマ。
強めの生姜スープと相まって激ウマ。
うむ、結構量があったな。それにしてもうまかった。
仙川を後にすること25分、2軒目の小金井に到着。空席は3。
ここでも1ロット1杯仕様の小ラーメンニンニク。
豚が端豚で厚い。2杯目でも嬉しくなっちゃう。
麺が縮れていてヤバウマ。シャキシャキもやしと絡めてズバズバいただく。
ペロリと完食。と言いたい所だけど、24時間ぶりの食事で2杯はさすがに効いたわ。
店前に居たおやっさんに挨拶して退店。
【これまでに食べた量】
麺増し1杯、大豚1杯、大ラーメン1杯、小ラーメン2杯
【体の変化】
身長:180cm
体重:86.2kg (+0.7kg)
血液検査:結果待ち
【気付いたこと】
1ロット1杯は量が多く、食事中はとても優雅で贅沢な時間。