ダブルチーズバーガー50軒を制覇する
池袋のナンバー18(じゅうはち)に行った。
神戸SBダイナーの店長さんが、東京でハンバーガーの食べ歩きをした際、最も記憶に残った店と教えてくれたのがこのナンバー18。プロがうまいと言う店に間違いはない。ランチ営業は平日火曜と木曜、週末の土日のみとなっている。
食べたのはダブルチーズバーガー。1700円。
それは佇まいからして美しいハンバーガーだった。
文献によれば、武蔵野美術大学とマンチズバーガーシャックの出身という店主さん。美大と聞いたからってこんな稚拙な物言いで申し訳ないんだけど、これぞまさにアート。修行先であるマンチが男っぽさというか、ハンバーガーの持つ無骨さをストレートに表現しているのに対し、こちらはそれらを削ぎ落としたソフィスティケーテッドな仕上がりとなっている。
なんか今それっぽいこと書きましたが、ド素人なんで実はよく分かっておりません。なんだよソフィスティケーテッドって。話を戻すと、バンズはやっぱり峰屋製。軽めのクラウンもマンチ譲りなもの。繊細な作りとは対称的に、錫杖から遊環を取っ払ったようなゴツいスキュアーが印象的。
一口かじればハンバーガーの概念が変わる、ステーキ系しっとりパティ。
肉の味が一番濃いといわれる肩ロースは、その分スジが多く、どうしてもコリコリと筋張ってしまい人によって好みが別れてしまうところ。そこでこの店では「変態的にまでこだわった」(店主さん談)という徹底した筋引きにより、ヒレ肉のようなやわらかい食感を実現。客の立場からでも歩留まりが心配になるほどこれはヤバい。
うますぎィ!完食。
住所 東京都豊島区東池袋2-63-15
営業時間 11:00-14:30LO(ランチは火木土日) 18:00-22:30LO
定休日 月曜
駐車場 なし
Webサイト https://www.facebook.com/no.18diningbar/