15 Jun 2018

台湾料理 八福

 守谷市にある台湾料理 八福に行った。


台湾料理を謳いつつも、台湾らしいメニューがまったく無い「中華風」料理店。

郊外を始めとしたコンビニの跡地に出店し、いま日本各地で増殖を続けている正体不明の料理店。これらの店に共通して言えることは、チェーン店でもないのにメニュー写真が不思議と似通っており、昼夜問わず杏仁豆腐付きの定食をプッシュするのが特徴。インターネッツで検索すると様々な憶測が流れているが、安くてボリュームのある盛り付けは地域の人達に結構気に入られてるっぽい。実際、店に行くとおどろくほど混んでいるのだ。

ちなみに僕ら専門家はこういう店を「謎台湾系」と呼んでいる。


 店員さんは清々しいほどに中国人訛りで、メニュー表までまさかの訛り仕様。


 「おめえよぉ!休憩ってのは現場離れてからの時間なんだよ!休憩所着いてからの時間じゃねえんだよ!ふざけんじゃねえぞ!」

突然、僕の後ろに座っている作業着を着たガテン系の人が、新人と思われる若者に向かって大声で説教をしだした。酒も入ってるせいかかなり口調が荒い。マジでびくりした。


 チャーハンの種類が豊富なのも「謎台湾系」の傾向としてある。


チャーハンびくり……?なんだこれは。頼まずには居られない。


 食べたのは炒飯びくり。1080円。


なにがびっくりって、具材はコーンに人参、肉はチャーシューでなくてハム。味は薄口ほんのり甘い。まるで場末のカラオケボックスで、だるそうな大学生のバイトが持ってくる安物の冷凍ピラフ。これが大皿に3合ほど盛られている。悪夢のようなチャーハン。


 とろみの強いスープは白湯を飲んでいるかのようで、片栗粉の味しかしない。うーんなかなか攻めておる。


文字通りびくりしたチャーハンだった。キムチが無ければやられてた。完食。


住所 茨城県守谷市松前台2-1-2
営業時間 11:00~14:30 17:00~23:00
定休日 なし
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