31 Dec 2014

CIRO

真のナポリピッツァ協会認定店を制覇する

名古屋を後にした僕は一路豊橋へと向かう。

民家と畑の入り交じる新興住宅地に突如現れる、RC打ち放し+ガルバ屋根という一際目立つ建物。今回の目的地である「ピッツェリア・チーロ」だ。


店内入れば大量の薔薇ドライフラワーに包まれたピアノのお出迎え。ここは世界で332番目の真のナポリピッツァ協会認定店。


うおお!こんなお店初めて!

配色美しい豪華な薪窯が店内中央にドーンと配置され、それを座席がコの字状に囲んでいる。この作りはまるでピッツァイオーロの舞台のよう。となると、こちら側は客席といったところか。


「申し訳ございません。メニューの撮影はご遠慮いただいております。店内はご自由にお撮り下さい」との事で、よく覚えてないんだけどピッツァの種類はめちゃくちゃ豊富だった。


オーナーピッツァイオーロである森上さんの華麗なパーラー捌き。

見られることを前提としてるので動きが非常にダイナミック!かっこいいわぁ。デートや記念日なんかを演出するにはもってこいのお店だね。この時、男2人だったけど。


それにしてもこんな衆人環視の中、僕だったら絶対働きたくないでござる。


シリーズ「真のナポリピッツァ協会認定店を制覇する」。51枚目は愛知県豊橋市、「チーロ」のマルゲリータ。たしか2200円(うろ覚え)。


うおお!深い!

ナイフが3分の1以上埋まっているのがお分かりいただけるだろうか。こんなに深いピッツァ、やまだかつて食べたことがない。「どう?今までの真のナポリピッツァとは全然違うでしょう」とオーナーの森下さん。コルニチョーネを撮り忘れたが、ふんわりモチモチでおいしく焼き上げられたパンのようだった。


モッツァレラの深いコクとミルキー感が凄い。

ラーメン二郎でよく耳にする「乳化」という文字。これはイタリア料理でも重要視され、ピッツァの一体感はチーズの水分とオリーブオイルの乳化によって生まれると言われている。このピッツァ、まさしく乳化系。


うまい、うますぎる。

僕の稚拙な文章では1/3の純情な感情も伝わらないだろう。豊橋のチーロ、ぜひ実際に食べに行くことをお勧めしたい。※食べ方がちょっと汚かったので画像を加工してあります。


住所 愛知県豊橋市西幸町字浜池205-3
電話番号 0532-21-8599
営業時間 11:30~14:30 18:30~21:30
定休日 木曜 第3水曜
最寄り駅 南栄駅 高師駅
駐車場 あり
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